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2006年 03月 07日
間があいてしまいましたが、おとといの続き。NHJ Wearable TVについて。
テレビ本体のほか、アンテナを兼ねたイヤフォン、外付電池ケース、ACアダプターなどがセットになっている。 テレビ部分は、1.5型のTFT液晶モニターを搭載。 画素数は61,600ピクセル。 ちなみに82年のセイコー製は32,000ピクセルだ。(比べてもしょうがないが) VHF1~12ch、UHF13~62chを受信する。 テレビの上部に小さなデジタル時計。 反射型TN液晶がくっきりしていて見やすい。 時刻のほかはカレンダー機能のみ。 テレビを点けているときには、電池残量、チャンネル、音量レベル等を表示する。 リチウムポリマー充電池を内蔵し、約1時間半の充電で、約1時間視聴できる。 ←この外付けの乾電池ケース(単三電池4本)を併用すれば、約3時間に伸びる。 で、使ってみた。 まず家の中。 電波状態が良いところでは、驚くほどクリアに見える。 この画像(→)ではイマイチに見えるが、本物はずっと良い。 バラエティ番組などの字幕もはっきり読むことができる。 しかし、いざ屋外に出てみると、これがお世辞にも「良い」とは言えない。 説明書にも書いてあるが、電車や車での移動中はかなりつらい。ノイズだらけで、かろうじて何が写っているのかわかる程度。 ビルの谷間もだめだ。建物の影響をもろに受ける。 イヤフォン(アンテナ)を持って向きを変えたりすれば、それなりに受信できる場合もあるが、ずっと持っているわけにもいかないし…。 直射日光のもとではさらに見づらくなる。 結論です。 考えてみれば、もともと携帯型のテレビっていうのは、こんなものだ。アナログ放送を受信している以上、電波状態が立地によって左右されるのは避けようがない。 いつでも観たいときに観られる。そんな理想は、デジタル放送版が発売されるまでとっておくとしましょう。 電波状態の良いときの画質は想像以上であったし、ボタン類などを含めたデザインや、付属品の作りこみなどは素晴らしいと思う。 ましてボクの場合は、携帯型テレビを買ったのではなく、「テレビ機能付きの腕時計」を買ったのだから、不満どころか、よくぞやってくれました、という感じ。 子どもの頃に憧れた未来が、ほんのちょっと体験できるし、「変な時計」として、人から珍しがられる快感も得られる。 これで十分です。 アナログ放送終了までの5年半。 ことあるごとに持ち歩き、いろんな場面で使ってみよう。 そして、こんな場面で役に立った、という出来事があったらまたご報告したいと思います。 もっと詳しい(プロの)レポートを読みたい方はこちら。 →週刊デバイス・バイキング 人気blogランキングに登録してます。応援していただける方は⇒こちらをクリック!
by kenichi.ujiji
| 2006-03-07 23:59
| その他の国産
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Comments(6)
ミッションインポッシブル風ですね。
かっこいーい。でも電車でトナリにこれをしてるひとが座ったら すっごい見ちゃいそうです。
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>いちすけさん、ケータイいじっている人は大勢いても、時計でテレビ観ている人はさすがにいないので結構注目されそうです。でもホントに受信状態が良い場所が限られているんですよね…。めげずにガンガン使いますけど。
>菜雪さん、ミッションインポッシブル風…まさにそんな感じです。こういうのって実用性うんぬんじゃなく、欲しくなってしまいます。まぁ、ロマンってやつです(笑)。
Commented
by
SHIGETA
at 2006-03-14 00:50
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インプレッション、全て同感です。
バッカだなー、と思いつつも、これが「時計付き小型テレビ」なら全く要らないけど、「テレビ付き腕時計」だから、僕らは買うのです。ですよねっ?(ま、それでも「馬鹿マニア」には違いありませんが。笑!) 僕が使ってて思う、こいつの最大の問題は、「イヤフォンがアンテナを兼ねている」こと、ですね。 一回、自分で笑っちゃったのは、 最良の受信状態を得ようと体の向きを変えたり、腕を上げ下げしたりして、かなり四苦八苦していたんだけど、ようやく・・・ 「やった!クリアーな画面!!」 って思ったら、腕は斜め45度に、ピンピンに伸びていました。あはは! これじゃ、画面小さすぎて観れないし、5分で腕が疲れますって(笑) 大体、そのポーズが有り得ないでしょ!?(爆!) 楽に、格好良く、普通にテレビが観られることって、なかなか無いですよね?
>SHIGETAさん、どうも!SHIGETAさんから影響受けた第2弾です。(もうひとつあるんですけどね)。確かに数日持ち歩いてみて、そうそう受信状態がずっと良いときってないですね。結構気を使いながら見る感じです。ま、それもふくめて好きなんですけどね。
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