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2011年 04月 16日
ここ1か月、ブログを書いたり書かなかったり。
単に年度替わりで忙しかったということもあるんだけど、 やっぱりあの地震の影響も大きい。なんだかペースがつかめない感じ。 あの日のこと。 自分が住む東京も少し被害があったのだけど、 ニュースや新聞で見る現地のことを考えると、自分レベルの被害を被害として書くことがはばかれていました。 でもあれから1か月と少し。 震災にはそれぞれの被害があると考え、一つの区切りとして、自分の記録として、あの日のことを書くことにしました。 3月11日(金) その日、いつものように仕事をしていると、突然、下から突き上げるような感じがした。 すぐに身体が大きく揺さぶられ始めた。 これはでかい、と誰もが感じた。 「机に下に入れ」とか「頭上の落下物に注意しろ」などの声がとび、自分もとっさに「上のガラスが危ない!」などと大声を出していた。 自分の周辺は高い本棚もないので、机の下にもぐることはせず、身を低くしてひたすら地震が終わるのを待っていた。 しかし、長い。 いったん弱まったかと思ったらまた強く揺れ始める。 自分の勤務場所は5階。建物全体がぎしっぎしっと揺れているのがわかる。 今まで東京で経験した地震の中で一番大きい。 子どものころから、「東京は、いつか関東大震災級の地震がやってくる」などと聞かされていたので、 心の中で「これがそうなのか。どうかこれがそうではありませんように」と繰り返し祈っていた。 長い時間が過ぎ、やがて揺れも収まった。 勤務中ではあったが、まずは家内へ携帯で連絡をしようとした。手が震えてうまく押せない。 何度か試したがつながらなかった。 自分の周囲は、ワゴンに乗せていた書類が落下した程度で、大きな被害、まして人的被害はなさそうだった。 建物にアナウンスが入り、フロアごとに被害状況を報告せよということだった。 フロアを見て回り、被害状況を確認した。 思ったとおり人的被害や棚が倒れたなどの被害はなかったが、壁を良く見るとあちこちにヒビが入っていた。 それを建物の管理部門に報告にいった。 職場では、関係するあちこちへの状況確認に入って、騒然としていた。 ふたたびアナウンスが入り、災害時の特別な対応のために応援の人を出せということだった。 本来はこの役割は別の人に決まっていたのだが、このような状況の中誰がそうなのか確認する暇もなかったので、 そのまま自分が応援のグループに入ることにした。 応援の内容は電話対応だった。 詳しくは書けないが、状況がほとんどわからない中での電話対応に苦労をした。 近くにモニターがあり、悲惨なニュース映像が繰り返し流れていた。 はじめはわからなかった被害状況が徐々に明らかになり、背筋が凍る思いがした。 (今思えば、当日のニュースで流れた被害はほんの一部に過ぎなかったが) 夕方近くになってようやく家内とメールがつながった。 Auのメールはその後もよくつながったので、ときどきお互いの状況を連絡した。 親へも電話をかけていたがまったくつながらなかった。 交通が麻痺し、帰宅困難者という問題が発生し、 電話対応も、そのまま朝まで継続することになった。 仕事だからそれはいいが、 家内からも「今日は職場に泊まる」という連絡があり、 自分の家の中のことが気になっていた。 夜になって親へもようやく連絡をとることができた。 食器は壊れたが、それほどでもなかったらしくほっとした。 日付がかわり、 交通機関がなくて帰れない者を残し、帰れる者は帰ることになった。 自分は自転車で帰ることになった。 勤務先の建物の被害や電話対応での様子から、 東京の被害はたいしたことがないことはわかっていた。 でも自分の家の中を見るまでは不安だったし、 ペットのゼニガメの水槽も心配だった。 ゼニガメ自体はたとえ水がなくてもしばらくは問題はないが、 むしろ水槽が割れて、マンションの下のフロアに水が行ってやしないかが気になった。 腕時計を入れている棚も、倒れてガラスが飛び散っていないか心配だった。 マンションに着いたのは1時少し前だった。 マンションの入口につくと、いきなりガラスが散らばっていた。 入口上部の大きなガラスの1枚が割れてすべてなくなっていて、すでに誰かが破片を集めダンボールに入れてあった。 帰路では、ガラスが割れているような建物はなかったので、 自分の住むマンションは建物が古いせいか、他より被害があったように思え、怖くなった。 建物の様子に注意をしながら階段を上った。 壁のあちこちに亀裂が入り、階段とフロアのつなぎ目などにも亀裂が入っていた。 素人目には、もう少し強い揺れたら階段が崩れ落ちていたのではないかと思え、こわごわ階段を上った。 マンションは人気がなく静かだった。 おそるおそるドアをあけると、 いきなり廊下に、たてかけていた折り畳みテーブルが倒れて道をふさいでいた。 押しのけて部屋に入ると、 結構な数のものが落下していた。 棚自体が倒れたわけではないため、落下したのはほとんどが細かいものばかりだったが、 かなり遠くまで飛んでいたりして、揺れの大きさが想像できた。 テレビは棚から落ちていたが、床にそのままの状態で立っていた。 心配していた水槽は無事だったが、だいぶ揺れたらしく、周囲には水がこぼれていた。 とりあえずたいした被害がないことがわかったので、食事に出ることにして、 こぼれた水の処理だけした。 水槽のほか、仏壇やワゴンから落ちたポットから水がこぼれていた。 外に出て、深夜にやっている店を探した。 臨時に閉めている店もあり、 しばらく歩いて駅反対側の松屋に行った。 餃子の王将は、営業はしていなかったけどこんな張り紙が。 しぼんだ気持ちには、とても暖かかった。 再び帰宅し、 テレビをつけてみると、液晶にヒビが入ってしまい見られる状態ではなかった。 先に倒れたテーブルの足の先に、液晶があたってしまったらしい。 腕時計は、一つの棚は、いかにも揺れた様子があり、いくつかの時計が下の段の棚まで落下していたが、これと言った被害はなかった。 もう一つ、和室に置いているの棚は、少し前に畳替えをしたさいに、すべて時計をダンボールに移していて、 幸運にもこの日までそのままになっていたので、被害はなかった。 ただ、重たいガラスの棚板が、揺れて直下の段まで落ちていた箇所もあったので、 もしその棚と棚の間に通常どおり時計を並べていたならば、相当の被害があったと思う。 少し片づけをしたが、疲れていたのですぐに眠ったと思う。 翌日は土曜日だったが、朝5時台から仕事の連絡で起こされた。 しばらくして、また地震対応で出勤した。 家内は、前日職場に泊まり、その足で親戚の安否を確認しに行き、 夕方になって帰宅した。わずか一晩だったが、久しぶりに会えた気がしてほっとした。 我が家ではほとんどの物が元通りになったが、 11月11日にうちにやってきた待望の地デジ対応テレビだけが、ちょうど4か月後の3月11日で短い役割を終えた。 その話はまたいずれ。 被害に遭われた方々に心からお悔やみを申し上げます。 人気blogランキングに登録してます。 よろしければこちらをクリックして応援お願いします!
by kenichi.ujiji
| 2011-04-16 19:55
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Comments(10)
Commented
at 2011-04-16 20:45
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
at 2011-04-16 22:29
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
丼村
at 2011-04-16 22:48
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ウチもマンションの9階なので、揺れは相当なものだったようです。
地震に備えて家具の転倒防止策は取っていたものの、 中身の80%は全部床に叩きつけられました。 思い出の詰まった大切なモノを沢山失いました。 マンションの1階の床には大きな亀裂が何カ所も入り、現在もそのままです。 しかし、東北を思えば・・・です。 自分は少なくとも大切な家族は失いませんでした。 でも、両親を失った孤児も大勢います。 娘を逃がす途中で、自分は波に飲まれて消えてしまった母親もいます。 いまだに家族の遺体も見つからない人が、1万人もいます。 死を覚悟して、原発を安定化させようとしている職員、警察官、消防士。自衛官、ダイバー達がいます。 今後地震が収束するという保証も、原発が安定化する見通しもありません。 「頑張ろう!」、「信じている!」画一的でステレオタイプのCMが、 心のこもっていない念仏のように聞こえる時もあります。 それでも、早く日常を取り戻そうと、 明日に不安を抱えながらも平静に努める市井の人々がいます。 歯を食いしばりながら、「頑張ろう!」って、念仏のように言い聞かせて。 たかが「頑張ろう!」、されどやっぱり「頑張ろう!」
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カギつきコメントのPさん、ありがとうございます。
自分が経験した中では一番大きな地震でした。 震災後も食料品やガソリンや水がなかなか買えなかったり、計画停電などいろいろありましたが、もう大丈夫です。 今は、敢えて元のとおりに過ごすことと、被災地のことを意識することが半々くらいでしょうか。 ブログもぼちぼちと元のようにしていこうと思います。
丼村さん、やはり高層フロアになればばるほど違うものなのですね。
よく行く地元の飲み屋は地下1階ですが、酒瓶一つ割れなかったとのことでしたから。 それにつけても、ここの日常では被災地に向けてなすすべもありませんね。募金もしてはいますが、最近ではこれが何の役にたつのかと思ったりもします。 それでも、今はそれぞれが、何をするのが良いのだろうかと、 想像して行動することが大事だとそう思ってます。
こんにちは、健一
あなたには地震からのとても多くの損害があったと聞いて、私は残念です。 あなたのアパートのひびは重大ですか? 私たちには、数年前に、壁の大きいひび割れがありました。 私は、それが交通によって引き起こされる(私の家は80歳である)と思います。 それ、壁が修理されたので、私たちの家は現在、安全です。 また、あなたの家を修理できることを願っています。 あなたの腕時計収集は完全ですか? 亀はいかがですか? 翻訳ツールは100%を扱いませんでした。 人生がすぐあなたのために標準を返すことを願っています。 それでは Hello Kenichi, I am sorry to hear you had so much damage from the earthquake. Are the cracks in your apartment serious? We had a big crack in a wall a few years ago. I think it is caused by passing traffic (my house is 80 years old). It wall was repaired, so our house is now safe. I hope your house can be repaired too. Is your wristwatch collection complete? How is the turtle? The translation tools did not work 100%. I hope life will return normal for you soon. Kind regards
>Sjorsさん、こんにちは。
どうもありがとうございます。 ボクのところの被害はたいしたことはありません。大丈夫です。 ご隠居も元気です。 時計も大丈夫でした。 >Hello. Sjors. Thank you. The damage of my house is not so large. We are fine. The turtle is also fine. And,my wristwatch collection is complete.
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by
さいちゃん
at 2011-04-20 08:13
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師匠、こんにちは!
今日から地元に帰ります。震災は想像を絶するものでした。地元に帰り、どんなふうに変わったかきちんと心に刻んできたいと思います。師匠も仕事がんばってください。では!
>さいちゃん、震災についてはいろいろと思うところがありますが、なかなか現地までは行けないのが現状です。おそらく、写真を撮ったり報告をブログで書くのも難しい状況だと思いますが、お戻りになった際には、戻ってきたよとブログに書いてくださいね。ケガなくお戻りになりますように…。
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